都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

コンプライアンスの時代

お隣の韓国では、2006年に「メダルチギ」と呼ばれるパチンコゲームが禁止されました。
それまでは、認可を受けた店だけでも15,000軒で、コンビニよりも多いという人気ぶりでしたから、よくもまぁそんなことができたなという感じです。
全廃となった直接の理由は、不当な高配当が出るように変造した機械の認可と禁止されている換金行為について、当時の大統領の親族の関与が疑われたことでありました。
しかしながら、その背景に多くの国民がギャンブル依存症となり、自殺や犯罪へと繋がっていくケースが頻発していたことが挙げられます。
この状況は、日本と同じなんですけどね。

この勧告におけるパチンコ全廃のニュースは、日本のメディアでは全くというほど、報じられていません。
巨大広告主であることはもちろん、業界団体である『パチンコチェーンストア協会』のアドバイザーとして、与野党を含む約50名の国会議員が名前を連ねていることが関係していると思われます。
何せ、パチンコ店の中にATMを入れることまで認めてしまうほどですから。
さらには、業界団体の多くに警察官僚の天下りがあって、経営者の多くが北朝鮮系だと言われるに至っては、拉致問題経済制裁について、真面目に議論できるものか疑わしい。
そして、国内にカジノを作ろうという動き。
これにも利権が絡むので、政治家が群がっています。


こういう下地がある中で、ジャイアンツの野球賭博問題が浮上したのです。
その昔、スポーツ記者が仲間同士で、当然のように麻雀をやっていたし、選手と一緒になんてのも珍しくなかったでしょう。
慢性的に、メンバーが足りないのが麻雀であります。
政治家だって、やるでしょうね、刺激的なレートで。
じゃなきゃ、つまんないから。
だけど…
時代は変わったのであります。
今の時代、マスコミが腰砕けな分、ネットの裏側にいる世間の考えが非常に強くなってきました。
その後押しを受けて、メディアがタブーに斬り込んでいく図式です。
本格的に火がついちゃったなぁ。
今年は開幕できるんでしょうか??