都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

風邪でまたさぼろう(2015/9/15分再掲載)

中学の同級生Tは、小児科の医師をやっています。彼の話によれば、診療所にやってくる患者(子供)の6~7割が風邪だとか。これは、安静にしていれば、直に治ると。だけど、あんまり簡単に扱うと、親御さんの不興を買います。なので、それなりに気遣う風を…

名簿ビジネス

60代より上の世代で漫画といえば『鉄腕アトム』でした。正義の味方です。 それより下から40歳ぐらいまでが『ドラゴンボール』です。亀仙人とかクリリンとかの主要人物は押さえておきたいところ。そんな話題を喩えツッコミで使いながら、コミュニケーションを…

超過死亡

先日、前職の昭和54年入社組が集まって、渋谷のイタリアンで同期会が行われました。 男性3人、女性7人とこじんまりした食事会でしたが、昔話に花を咲かせ、楽しいひとときを過ごしました。 男性の同期入社は5人ですが、2人は脳梗塞で外出がままならず、…

空母いぶき

Amazonプライムで観られる映画はハズレが多いので、油断していると無駄な時間が流れてしまいます。 だから、事前にその評価をチェックするのが私の流儀。星の数が3つ以上はマスト、前提です。 後は、低評価のコメント確認をします。その中に真実が転がって…

前科者

佐久間宣行が自身のYouTubeで絶賛していたので、Amazonプライムで観ることにしました。 有村架純主演の『前科者』です。 WOWOWドラマの6回シリーズで、刑務所から出てきた犯罪者と保護司の物語なんだけど、沁みますよ。役者たちの演技の上手さもあって、バ…

関西の珍獣(2022/1/6分再掲載)

ちょっと前の話、ももいろクローバーZの百田夏菜子が作曲家キダタローのことを「関西の珍獣」と紹介して、大爆笑を誘っていました。 台本には「重鎮」と書いてあったのを読み間違えたんだそうで、よくできたネタだなぁと思いますが、これを誰が言うかによっ…

侍ジャパン代表決定

3月に開催されるWBCの日本代表チームのメンバー30人が決定しました。 大会の使用球は、いつものものよりひと回り大きく滑りやすいので、それに慣れるべく、早めに調整に入らせるためもあります。 各選手について、特徴をまとめました。 【投手】 大谷翔平(…

リーグワンの魅力③

ラグビーの進歩は、ルール改正によって、もたらされたとも言えます。 その昔、トライはペナルティゴールと同じ3点だったので、守備的なゲーム運びが多かったのです。それが、トライが4点になり、5点になりと、その価値が上がり、攻撃が重視されるようにな…

リーグワンの魅力②

ひと昔前、ラグビーの日本選手権は、学生のチャンピオンと社会人優勝チームが雌雄を決する場になっていました。社会人がやや優勢でありながらも、大学生チームの戦力が充実した年は、形勢逆転することがあり、魅力的な闘いだったのを記憶しています。 しかし…

リーグワンの魅力①

日本のラグビー界は、スゴいことになっています。 何がって、世界のスーパースターが集結してるんです。サッカーで言えば、イギリスのプレミアリーグみたいってこと。 ルールとしては、各国の代表経験がある選手を1チームに三人まで入れることができます。…

マシュマロナイン

『忍者に結婚は難しい』ってバカバカしいタイトルのドラマが始まっています。 原作は誰だろうと調べたら、『再会』で江戸川乱歩賞を受賞したミステリー作家・横関大でした。『ルパンの娘』もそうらしい。路線、変えたんだと思いながら、彼の作品の書評を探っ…

カレーの日

嫌いな人はいないんじゃないかと思えるメニューがカレーです。 学校給食の影響が大きかったように思います。献立のその日は、3時間目から学校じゅうに香りが広がって、はらぺこの子供たちを刺激する。体操服や給食バッグが黄色く染まるのは、歴戦の証といえ…

博士ちゃん

何がスゴいって、芦田愛菜ほど人気と実力を兼ね備えたタレントはいないと思います。 CMの起用のされ方が半端ない。それは、好感度のバロメーターであります。 子役として脚光を浴びただけでなく、紅白歌合戦に歌手と審査員と両方で出場。天皇陛下即位の式典…

ゴーマニズム宣言 ウクライナ戦争論

これはもう好き嫌いがトコトン分かれるところでしょうが、私は過激な小林よしのりの主張を最早、尊敬しております。 性格は嫌いなんですけどね。 世の中を二分するようなテーマについて、立場をハッキリさせて、相手が誰であろうと議論する姿勢。カッコいい…

爆弾

朝井リョウの文体が難解だと思っていたら、もっと理屈っぽい呉勝浩の『爆弾』(講談社)に出会ってしまいました。 この作家も直木賞候補者だといいます。 「人の心をのぞける能力があるとします。サトリって妖怪が持つような力です。これは一見、とても便利…

AI審判

昨年のサッカーW杯で、最も印象に残ったのは、スペイン戦での2点目のゴールでした。三笘の一ミリと呼ばれるゴールラインぎりぎりの折り返しがVARによって、インプレーだと認められたシーンです。機械判定だからこその成せる技。そういうのを良しとする人が…

充電させてもらえませんか?(2022/1/29分再掲載)

定年後の友人が始めたビジネスが、コインランドリーの多店舗展開です。 この仕事、単独世帯の増加に伴う流行だそうで、ひと昔前、銭湯の隣に併設されていたイメージとは異なるもの。清潔感あふれるオシャレな店舗をウリにしています。 何より80度を超える熱…

ブラッシュアップライフ①

蛙亭のイワクラは、自身の決め事として、ゴミを拾うなど掃除することを良しとしているそうです。 彼女は、そうすることで自分に運が向いてくると信じており、見られているかどうかに関係なく実践しているといいます。 そんな考えでいる人は案外多く、会社や…

イチケイのカラス

テレビドラマと映画の違いとは何か? まずは、制作にかける予算規模が違います。 スポンサーあっての民放テレビですが、1時間番組ではゴールデンタイムで多くてもせいぜい三千万円程度。夜中にやってるやつは、一千万円を超えることはありません。その多く…

黒毛和牛バーガー

何か新しいものに挑戦する場合、信頼している誰かが推薦していれば、乗っかりやすくなります。 飲食店については、ぐるなびのポイントを参考にしたりするけど、これは意外に当てになりません。 低いポイントは間違いないけど、高評価が信用ならない。 価格が…

正欲

朝井リョウという人がいます。 10年前に初の平成生まれとして直木賞を受賞しており、現在33歳と今後を期待される作家の一人らしいです。 私はこれまでに同氏の作品を読んだことがありませんでしたが、オードリーの若林正恭が『正欲』をオススメ本として挙げ…

ケサランパサラン

いつものように『プレバト』を観ていたら、俳句のタイトル戦をやってました。 精鋭15人による闘いを制したのは、森迫永依です。その句が、 「初富士は青し ケサランパサラン来」 は? ケサランパサランって何? 調べてみると、タンポポの綿毛のようなもので…

改革派の市長たち

ABEMAの無料メニューの中に『NEWS BAR 橋下』というのがあって、新年一発目で全国の革新的な市長を集めた番組をやってました。 出演した改革派は、 福岡市長 高島宗一郎(48歳) 広島・安芸高田市長 石丸伸二(40歳)徳島市長 内藤佐和子(38歳) 前日南市長…

春はあけぼの(2022/1/31分再掲載)

中学受験の日本史学習レベルでは、平安時代の文学作品として、源氏物語=紫式部、枕草子=清少納言と丸暗記します。 試験では、それ以上を聞いてこないからで、そういう学び方だと興味が湧かないし、知識も深まりませんでした。 本当は、この時代に文字が読…

多動性(2020/10/31分再掲載)

自慢じゃないけど、私には集中力というものが欠落しています。絶えず、気が散っている状態。誰かと話していても、傍にいる人たちの会話が魅力的だと、耳がそっちの方へ行ってしまう。通知表には、よく“注意力散漫“と書かれていました。 そういう人が、絶対に…

お色直し(2014/9/8分再掲載)

前職で広報の仕事をしていたとき、新入社員としてY子が配属されてきました。いきなりの話題で有名女性誌を拡げ、学生時代に食レポで取り上げられましたと自己アピール。だから自分は広報に向いていると言いたかったらしい。確かに4ページにわたって何枚か…

老人の入門書(2011/2/22分再掲載)

文壇の重鎮に、曽野綾子と三浦綾子のW綾子がいます(W浅野みたい!?)。そして、曽野綾子の旦那さんが三浦朱門だというからややこしい。いや、三浦姓を名乗らなかったのは、そのせいかも? この夫婦二人が、最近、相次いでエッセイを出しました。妻が『老…

この国は歪んだニュースに溢れている

メディアの報道を鵜呑みにしていると、真実が見えなくなってしまうことがあります。 例えば、新聞社の場合、販売店の押し売り的な体質を批判することなく、押し紙問題に蓋をしているのは、公然の事実です。消費税の軽減税率導入について、反対の立場を取らな…

濁点の謎(2021/11/7分再掲載)

最近、「あ゛」という表記が出没していて、これを新しい日本語として認知する気配があります。 主として、足ツボマッサージを受けたときに発する奇声をテロップで流す際に用いられており、なるほどイメージ的には「あ゛〜」が近いように思います。言葉なんて…

ラーゲリより愛を込めて

ホリエモンは、ロシアのウクライナ侵攻を「元嫁に復縁を迫るDV夫だ」と喝破しておりました。言い得て妙だなぁ。デタラメだと思います。 昔から「露助」という蔑称があるように、日本とロシアとの関係性は、よくありません。 第二次世界大戦終了間際に突然、…