子供のころ、『スポーツマン金太郎』という漫画が流行っていました。
山の中でクマと一緒に相撲をとっていた金太郎が、ジャイアンツに入団し、ホエールズの桃太郎やタイガースのターザンと闘うストーリーだったと記憶しています。
確かキャッチャーはクマだったような…、のどかな設定でありました。
『サラリーマン金太郎』は、多分、そのパロディーみたいな感覚なんでしょう。
そっちのほうが、有名になっちゃったけど、まっいいか。
この季節、市場にはヒメジの幼魚が大量に出回っています。
別名「金太郎」。
10~15センチ程度の大きさで、唐揚げにすると、頭から食べられて、とても美味しいです。
何よりいいのは、価格が安いこと。
箱にぎっしり詰まっていて、これが市場では1,500円前後。
一匹あたり、5円弱です。
ただ、この美味しいサカナが、意外と人気がありません。
何故なら、下処理に手間がかかるから。
それさえクリアできれば、お店にとっては、いいことづくめ。
しばらくは、小鉢で使うつもりです。
揚げたては、すっごく美味しいですよ。