都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

イシバを叩いて渡る

コロナの影響で、いろんな業界がダメージを受けております。 その一つがスポーツ新聞です。 イベント自体がなくなるもんだから、ネタがない。加えて、ステイホームで駅売りができない。 系列の全国紙と共に、もともと凋落傾向にありましたから、泣きっ面に蜂…

緊張の夏

自慢じゃないけど、生まれてこの方プラモデルを最後まで作り上げたことがありません。 着手したものは数知れず。しかしながら、設計図を読み取るための脳内回線が外れているんでしょうね、ダメなんです。最後まで辿り着けない。 未だに、ちょっとした機械モ…

ゴリラッパンダ

コロナによって経済が停滞し、いろんな企業がダメージを受けています。 そうなると、3K予算が削られます。交通費、教育研修費、そして広告宣伝費です。 中でも即効性のあるのが広告宣伝費。テレビからの撤退が目立ってきました。 テレビCMには、いわゆる番…

アフラック躍進の秘密⑩

バブル期に、証券や不動産に顧客を奪われた銀行は、生命保険と組むことで挽回を図ろうと考えます。 それが一時払いローンという仕組み。 当然のことですが、生命保険の保険料を契約時に全納すれば、大きなお金が必要です。これを銀行が肩代わりして払い、顧…

アフラック躍進の秘密⑨

生命保険の儲けの仕組みは、費差益・死差益・利差益のいわゆる三大利源によるものです。 費差益とは、予定された事業費よりも実際の事業費が少ないときに出る利益です。余程のことがない限り、予定を上回ることはないように設計されています。 死差益とは、…

アフラック躍進の秘密⑧

大手の生保ががん保険を取り扱わなかったのは、認可の問題もありますが、それ以前に彼らの販売スタイルに合わなかったということです。 つまり、保険料が安過ぎて、儲けが出ない。下手にそんな保険を案内すると、本命の生命保険が売れなくなってしまうってこ…

アフラック躍進の秘密⑦

ひと昔前、ハゲてることはとても恥ずかしいので、男性のカツラが流行しました。 テレビのCMも、ゴールデンタイムにたくさん見たように思います。すこーしずつ増やすやり方が、説得力を持ったようですね。転勤のタイミングがチャンスだなんて話もありました。…

アフラック躍進の秘密⑥

初期のがん保険は、今までの生保にない三つの大きな個性を持っておりました。 一つは、昨日説明した無制限保障。 そして、保障が一生続く終身保障。 3つめが、妻と子供を面倒みる家族保障です。 C I(コーポレートアイデンティティー)によって、社名がア…

アフラック躍進の秘密⑤

創業者の大竹美喜氏は、会社を定義して「民間の健康保険会社である」と位置付けました。 生保でも損保でもない第三分野。それは、健康保険がカバーしているので、そんなに困ることがないという常識を覆したと言えましょう。 確かに普通の病気だったら、入院…

アフラック躍進の秘密④

大学生が就職するときの判断基準は、何と言ってもネームバリューでしょう。 成績優秀な学生は、大手企業を目指します。大会社ほど、給料がいいし、福利厚生が充実している。潰れる心配もありません。 だから、創業間もないアフラックに新卒の男子学生は、寄…

アフラック躍進の秘密③

競合他社が現れないまま独占状態で9年が経過したがん保険ですが、商品が売れ続けたことよりも、もっといいことがありました。 それは、法人代理店を独り占めできたこと。 その当時、生命保険の代理店は、一社専業を義務付けられておりました。損害保険は複…

アフラック躍進の秘密②

死亡原因には流行があります。 戦前はなんと言っても結核です。結核以前の問題として、さまざまな感染症があったでしょう。明治大正の時代は、乳児死亡いわゆる生まれてから一年以内に亡くなった赤ちゃんが年間に10万人いたと言いますから、大変です。医療レ…

アフラック躍進の秘密①

アフラックが日本へ進出してきたのは、昭和49年のことでした。 生命保険というのは認可事業なので、手を挙げれば誰でもできるわけでもなく、それこそ政治的な根回しを入念に行いながら、おっかなびっくりの船出です。 創業当初、社員はたったの7人です。全…

タメ口

英語には、敬語表現が少ないので、普通に話していると乱暴に聞こえることがあります。 ハーフタレントが、意識せずにボソッと喋るとそれがタメ口で周囲はドキドキしますが、まぁしょうがないと許される、そんなもんです。 フワちゃんの場合、帰国子女であっ…

軍団

プロレスラーが不思議なのは、政界へ進出したがることです。 アントニオ猪木を筆頭に、大仁田厚・馳浩・神取忍・グレートサスケ…落選したけど、高田延彦・木村健吾、前田日明も誘われてふわふわしておりました。 誘う方からすれば、知名度が高くて人気がある…

ハンモック

元々の起こりは、アフリカ原住民が虫の襲来を避けるため、木の枝に吊るした寝床だったようです。 その後、大航海時代に帆船が傾きながら進んだりするもんで、それに対応するように船員の間で評判になったらしい。 ベッドだと、大きく揺れたときに、転がり落…

草いきれ

今さら何を言ってるんだと言われそうですが、『チコちゃんに叱られる!』が面白い。 山梨県は民放二局とチャンネルの選択肢が少なく、NHKをたくさん視聴するようになりましたが、しっかり作り込まれた番組が多いので、意外なほどハマっています。 なるほど、…

メタ認知

下関の豊田町で飲食店をやっていたとき、愛車はクライスラー社のPTクルーザー。プレートは横浜ナンバーでした。 今では製造しておらず、むしろクラシックカーですが、その昔、週刊宝石という雑誌がありまして、中年男が乗ってカッコイイ車ベスト5の特集で、…

謙譲語Ⅱ

カープが得点すると、球場に詰めかけたファンたちは、花咲爺さんの替え歌で『宮島さん』という歌詞を熱唱します。 「宮島さんの神主が、おみくじ引いて申すには、今日もカープは勝ち勝ち勝ち勝ち〜♬」 この場合の「申す」は「おっしゃる」とすべきではないか…

チンチロリン

童謡の代表曲に『ピクニック』というのがあります。 軽快な曲調もいいんだけど、歌詞がユニークなので、ベトナム人の日本語教室で使っていました。 犬やヤギが鳴いて、今日も愉快だってやつです。 そして、国によって、鳴き声の聞こえ方が違うってことで、次…

私、失敗しませんから

高校将棋部で2年後輩のムラマツ君は、高校将棋の甲子園大会にあたる白樺湖での全国大会団体戦で優勝しました。 野球に比べると競技人口が少なく、メジャーなスポンサーもついていませんから、それほど話題になりませんでしたが、日本一はやっぱりすごいこと…

シモニデスの記憶術

先月から山小屋にこもり、10月末に実施される日本語教育能力検定に向けて、学び続けております。 私は、中学から大学までエスカレーターの私学に通っていたため、ちゃんとした受験をくぐり抜けたことがなく、勉強というものをどうやって効率的に進めていくか…

うなぎ文

海外旅行の機内食で「ビーフ オア フィッシュ?」と聞かれ、「I am fish」と答え、恥をかいたという笑い話があります。 主語と述語の関係が明確な英語の構文では、あり得ない表現なので、外国人はいっちゃってる人みたいに全く違う感覚で笑うことでしょう。 …

東大王

頭がいいということをシンボライズした言葉の一つが「東大」だということには、異論がないでしょう。 なんだかんだ言っても学の最高峰であり、例外はあるものの、やはり卒業生は賢い人だらけ。 クイズ番組のタイトルにまでなってますし、実際、選ばれた解答…

権藤、権藤、雨、権藤

競馬の世界では、今週走った馬が来週も出走するなんてことは、ほとんどありません。 筋肉に必要以上の負荷がかかるそうで、本気を出し切るってのは、そういうことらしい。休ませることも大事なんです。 マラソンなんか、年に一度しか大会出場しない選手もい…

漢字全廃論

毎週木曜夜、ダウンタウンの浜ちゃんが進行する『プレバト』という番組を楽しみにしています。 元々は、『使える芸能人は誰だ!?プレッシャーバトル!!』というタイトルだったのが、縮められたとのこと。 番組内で有名芸能人が競い合うジャンルは、俳句・…

保守を支えるもの

畑田国男という人が、『兄弟姉妹人間学』という本を数冊シリーズで書いています。 生まれてきた順番によって、性格や運動能力が決まるという話。 例えば、第一子は親にとって初めての子供なので、オーソドックスに手をかけて育てます。その結果、真面目なタ…

小島よしおとは?

現在、コントグループで最も評価が高いのは、東京03の三人組だと思います。 小劇場から始まって、各地でライブを繰り返し、今ではチケットがなかなか入手できないほどに。 感心するのは、公式ホームページで惜しげもなく、自分たちの舞台を公開していると…

京の茶漬け

ビジネス漫画で王道を行く『課長島耕作』は、どんどん出世して、今は相談役に収まっています。 このあたり、途中で放り出す本宮ひろ志とは明らかに違う弘兼憲史の性格なんでしょうね。いずれ、名誉顧問とか引退後とかのシリーズが始まるかもしれません。 島…

パワハラ

漫画家の永井豪氏は、『マジンガーZ』『デビルマン』『バイオレンスジャック』などが有名ですが、世に出るきっかけとなったのは、なんと言っても『ハレンチ学園』です。 清く正しい少年漫画界に、初めてエロを持ち込んだ野心作は、当時の青少年の心を激しく…