都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

天上の葦

その昔、保険会社の駆け出し営業マンだった私は、担当する銀行系列の代理店社長に可愛がられて、いろんなことを教えてもらいました。 あるとき、太平洋戦争の話になって、自分は“タンゲン”であったということを語られます。何のことか分からず、キョトンとす…

かいーの(2015/1/19分再掲載)

値段の高いレストランへ行って、ワインを頼むとソムリエらしき人がやってきて、目の前でコルクを抜き、ちょっとだけグラスに注ぎます。「なんだ、なんだ?」と緊張感が漂うものの、状況からみて、これは飲んだほうがよさそうだと理解するわけです。 「いかが…

宇宙一美味いラーメン

ヴァイオリニストの葉加瀬太郎がなんかの番組で、札幌の『麺屋 彩未』の味噌ラーメンを宇宙一美味いと言っていましたが、私のそれは、飯田商店の醤油ラーメンです。 本店が湯河原にあって、いつも予約でいっぱいなところ、沼津のららぽーとにあるフードコー…

ひまつぶし観戦

日曜日は広島戦のBS中継がないので、三連勝を生で観たくなり、ネット検索でチケット入手できないものかと調べました。 便利な時代ですね。“チケット流通センター”というサイトがあって、一覧表示されてました。 入金手段がカードしかなく、どうしたもんかと…

ドライブ・マイ・カー

毎年のようにノーベル賞候補だとされている村上春樹の小説を実は一冊も読んだことがありません。 なんか宗教っぽい哲学書のイメージ。読んだことないけど、食わず嫌いです。村上龍は共感できますがね。春樹はどうも、食わず嫌いです。 で、このたび村上春樹…

三振しない打者

その昔、打撃の神様と呼ばれた川上哲治は、シーズン通算374打数6三振(三振率1、6)の驚異的な数字を残しています。 「ボールが止まって見えた」の逸話を残した人ですからね。次元が違っていました。 近年では投手の能力が高くなり、スピードは速いわ、変化球…

プロスペクト

プロ野球、今年の期待の星(プロスペクト)を列挙しました。いずれもが、25歳以下の新人王候補たちです。 【ヤクルト】 武岡龍世 昨年ファームで試合に出続けて.263をマークした。選球眼がよく、同期の長岡より一歩リードしている。 長岡秀樹 ファームでの出…

恒例 順位予想

【セ・リーグ】 【パ・リーグ】 1位 阪神 1位 ロッテ 2位 ヤクルト 2位 西武 3位 DeNA 3位 オリックス 4位 巨人 4位 ソフトバンク 5位 広島 5位 楽天 6位 中日 6位 日本ハム セ・リーグは、阪神とヤクルトが抜けています。両者の差は、投手の駒…

左を制する者はセ界を制す?

球界の30、3%を占めるサウスポーですが、これを昨季セ・リーグ投手全投球イニングス7515回のうち、どのくらい投げていたかを調べてみたら、なんと2498、1回つまり33、24%にもなっていました。全体として、左腕投手の能力が右投手を上回っていたことになります…

私の彼は左利き①

世の中に左利きの人が、どのくらいいるのか調べてみたところ、おおよそ1割弱だそうです。そんなに多くはありませんね。 ところが、高校野球を見ていると、やたらと左バッターが多い。最近では、左投手も目につくようになりました。 そこで、プロ野球のデー…

12球団戦力分析(オリックス)

プロ野球界では、リーグ連覇が非常に難しくなっています。 それは、勝ち続けるほど、中継投手が疲弊していくからです。 ところが、オリックスでは、この点において明確な方針が立てられており、シーズン通算で50試合を超えないように起用を考えています。 例…

ハモネプ

10年ぐらい前の話ですが、ア・カペラグループ『トライトーン』のイベントを企画・運営する仕事をやっていました。 保険会社時代からの繋がりで、その音楽性やエンターテイメントの楽しさに魅了されてのもので、それはもう楽しかったです。 トライトーンはゴ…

12球団戦力分析(ヤクルト)

あらゆるスポーツの中で、競技を行う場所のサイズが違うのは、野球だけなんじゃないかと思ったりします。 マウンドからホームベースと塁間の距離こそ統一されておりますが、外野の広さ、フェンスの高さ、ファウルグラウンドの大きさなどは、ことごとく違って…

12球団戦力分析(楽天)

選球眼に関する指標というのがあって、昨季のボール球に手を出さない両リーグ好打者ランキングベスト20に、楽天の打者は7位浅村8位小深田11位島内19位鈴木と4人が名を連ねていました。1位は誰だったかというと、これが日本ハムの西川遥輝で、今季からチーム…

イエスと言う男(Say-Yah)

アメリカから伝えられたベースボールを日本語の「野球」と翻訳したのは中馬庚という人だとされています。それは、野球が野原で行うスポーツだからだそうで、なんかしっくり来ますね。 本家であるアメリカで、同じようなことにこだわった人がいます。それは、…

シカゴの男

鈴木誠也の嫁ぎ先が、ようやくシカゴカブスに決まりました。 年俸5年総額700万ドル(約82億6,000万円)と伝えられておりますが、お金よりも以下の点が気に入ったものと思われます。 ①昨年ナ・リーグ中地区4位と振るわず、有力選手を放出したため、内外野共…

差し違え

相撲を観ていて不思議なのは、行司の存在です。引退後間もなくみたいな経験者ならいざ知らず、動きの速い土俵上で神主みたいなご老体が仕切っている不思議。どうなってるんだろうと思いながら調べてみました。 行司の世界は年功序列で、上が空かなければ(誰…

12球団戦力分析(阪神)

在野におりながら、一段と注目を集めている野球人が根鈴雄二氏です。現役時代は単身海を渡り、メジャーに挑戦するなど波乱の人生を送っておりましたが、現在はそのキャリアを活かして横浜で野球道場を開いています。 その門下生が、ラオウことオリックスの杉…

12球団戦力分析(ソフトバンク)

昨季20イニングス以上投げて20個以上の三振を奪う、つまり奪三振率が9以上を記録した投手が、ソフトバンクに10人いました。 スチュワート・モイネロ・津森・甲斐野・杉山・泉・笠谷・千賀・板東・岩嵜で、条件を8以上にまで広げると、マルティネス・レイ・武…

12球団戦力分析(中日)

随分前の話ですが、『探偵ナイトスクープ』で「中日と麻雀が好きな祖母の元気なうちにドラゴンズの選手と麻雀をさせてあげたい」という依頼がありました。現役の選手は出なかったものの、OBのスター選手が集められ、最後に仕事の都合で来れなかった立浪和義…

Road to 小池栄子

人見知り芸人の代表格であるオードリーの若林正恭は、ラジオでこそ真価を発揮しますが、テレビで大勢に紛れると気を遣い過ぎるあまり、その良さが活かされません。特に初対面に弱い。天才プロデューサーの作久間宣行は、そのことにいち早く気がついて、深夜…

12球団戦力分析(ロッテ)

今シーズン、球界で一番の注目株は佐々木朗希投手です。190センチの長身から160キロの速球をコンスタントに投げるピッチャーは規格外で、直球だと分かっていても打てないレベル。高校3年の夏から体重も7キロ増えて、進化が止まりません。 高校時代、3年夏…

12球団戦力分析(巨人)

普通に考えたら、2チーム分の戦力を抱えており、圧倒的な力を持ったチームであるにも拘らず、本当は掛け算式なのに、未だに足し算で編成しているため、実際にはマイナスがいたりして、むしろ下位評価となっているのがジャイアンツです。 ドラフト指名に即戦…

12球団戦力分析(西武)

ひと昔前、監督は生え抜きのスーパースターがなるものと決まっていました。 現役時代の実績が第一で、加えてチームを象徴する人気者がなるものであり、リーダーとしての資質みたいなのは関係なし。 論功行賞のような位置付けで、双六の上がりみたいなもんで…

沽券に関わること

ゼレンスキー大統領がコメディアン出身だと聞いていたので、萩本欽一みたいな人を想像しておりましたが、ちょっと違いました。 今、YouTubeでバズっておりますが、世界中でビックリしているのが、股間でピアノを弾くというコントです。 →https://www.youtube…

泣かないで

辛坊治郎の『ズーム そこまで言うか?』は増山さやかアナとの掛け合いが面白く、散歩をしながら聴いたりしています。 番組では、毎回テーマに沿った楽曲のリクエストをリスナーから募集する大喜利みたいなコーナーがあって、昨日は有休消化の増山アナの代役…

自意識とコメディの日々

お笑い芸人が行き詰まると、コンビ解散して別の仲間を探すか、裏方に回って作家になるというのがパターンです。 二十代の貴重な時間にメルヘンの世界に身を投じていると、今さら堅気の仕事に馴染みません。 だから、しがみつくようになる。 島田紳助は、そん…

12球団戦力分析(DeNA)

オープン戦絶好調で、トップを走るベイスターズですが、その相手が打線のつながりが弱い日ハム・広島・巨人が相手なので、割り引いて考えねばなりません。 昨季のデータでは、防御率と盗塁数が12球団のワーストで、そこのところがあまり埋まってはいないので…

よのなかnet

その昔、島田紳助はテレビ番組の中で、「勉強する理由」について、人生の選択肢が増えるからだと喝破しておりました。 お小遣いに一万円貰っている子と千円しか貰っていない子がいたとして、二人とも三百円のものが買えるけど、千円の子は二千円のものが買え…

看守の信念

脚本や演出を大切にして、状況が生み出す食い違いや不条理さで笑いを誘うスタイルは、シチュエーションコントと呼ばれています。 今はなきアンジャッシュがその代表格でしたが、ただ今その先頭を走っているのが東京03であることは、異論がないでしょう。 彼…