都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

ビジネス

ネット生保②

「黒いネコでも、白いネコでも、ネズミを捕るのが良いネコだ」 これは、鄧小平が生産力主義に基づく経済政策を語ったときの言葉ですが、保険会社もそんな考えでいます。 つまり、何だっていいから新契約が欲しいってことで、営業職員や代理店をその手段とみ…

ネット生保①

楽天の三木谷社長が産業競争力会議の民間メンバーに選ばれました。 これは、安倍内閣が経済の成長戦略を作成するために、各業界の先駆者となった企業家を集めたもので、アベノミクスの考え方の柱を作り上げていくものと期待されています。 そうなると、保険…

顧客第一の視点

ちょっと前のこと、テレビ朝日系の番組で『ハンバーガー総選挙』なるものをやっておりました。 なんでも順位をつけたがるのが最近の風潮でありますが、結果は予想どおりでした。 1位:モスバーガー(モスバーガー) 2位:テリヤキチキンバーガー(モスバー…

人口減少社会

大手コンビニでは、既存店売上高が頭打ち状態に陥ってしまったようです。 売上げを作り出すために、店舗数を増やすものの、一店舗あたりの利益率は落ちていく。 これが、市場の飽和状態です。 私が前にいた保険業界も似たようなもので、営業職員や代理店を増…

予約のマナー

横浜中華街の人気店である『B』の女将は、元スーパーモデルでキレいなんだけど、カタコトの日本語が冷たくてキレているようにも聞こえ、その接客について賛否両論でありました。 私の友人は、予約に10分遅れて行ったところ、勝手にキャンセルされていて、唖…

国土強靭化計画

田舎で暮らしていると、職業の選択肢が限られているのが分かります。 高校を卒業して、地元で就職しようにも仕事がありません。 なので、若い人は、どんどん土地を離れていく。 かろうじて求人があるのが土木建築関係です。 この手は賃金が安いものの、それ…

悪い奴ほどよく眠る

前職では、保険金支払いの現場に長くおりました。 この業務は、犯罪が絡む場合があって、長くやっていると刑事の勘のようなものに磨きがかかり、ボーっとしてたら見逃してしまうようなことを看破するのが快感でした。 いやぁ、世の中、悪い奴がたくさんいる…

接骨院

下関のTさんが、友人を連れて来店されました。 Tさんとは、生命保険の個人代理店をやっていたときからの繋がりで、当時から呆れるほどの人脈を持っていることに驚かされておりましたが、その秘密は彼女の指にあったのです。 マジック・フィンガー。 彼女は…

待つわ

コンビニの売上げが好調で、スーパーは落ち込んでいるといいます。 価格的には、スーパーのほうが安いんだけど、それだけでは決め手になりません。 生鮮食品を買うのは、断然スーパーでも、弁当やパンなど、手軽に食べられる調理済みの品揃えとなると、様子…

フリッジーズー

冷蔵庫に入れておくと、扉が開くたびに、光に反応して喋りだすマスコット人形『フリッジーズー』)が、静かなブームを呼んでいます。 人形は、シロクマ・ペンギン・アザラシなど、寒いところの動物たちで、「こんにちは」とか「お久しぶり」とか言うのです …

早朝ビジネス

都会では、早朝ビジネスがブームなんだそうです。 お酒を飲まないことで、朝型人間が増えたことや、省エネ生活の徹底などもありますが、何と言っても高齢社会が背景にあると考えねばなりません。 田舎では、前から早起き生活が普通でありました。 高齢社会は…

詰め放題クリーニング

インターネットの普及に伴って、ビジネスの在り方が大きく変わっています。 中でも大きな影響を受けているのは、街の本屋さんでしょう。 販売価格が一定である限り、どこで購入しても同じことです。 よっぽどキレイな店員さんでもいれば別ですが、普通の本屋…

不平等条約①

前にいた会社は外資系のアメリカ企業でした。 しかしながら、不思議なことに、幹部スタッフがすべて日本人。 現地のことは、現地に任せるというスタンスでありました。 これは、経営スタイルとしては極めて稀な例ではないでしょうか? 残念ながら、アメリカ…

現状維持是即落後

旅に出て、いつも思うのは、たくさん消費して帰ろうとするのに、買いたいと思わせる商品がないっていうこと。 秋芳洞なんかはその典型で、呼び込みに熱心な店がズラリと並んでいるけれど、品揃えがロクなものじゃない。 日持ちするのがテーマなので、店頭に…

サービス

飛行機に乗り慣れていないころは、愛想を振りまくオネエサン(CA)が、きっと自分に気があるのだろうと、いつも思ってました。 だって、恋する気持ちがなければ、あんな表情はあり得ない。 あり得ました。 そういうお仕事です。 キャバクラと一緒。 これも…

バケツ洗濯機

その昔、家事労働は大変な負荷を伴うものでありました。 貧乏であるため、一族が寄り添うようにまとまり、バカみたいに子供を作るもんだから、10人以上の大家族が珍しくなく、母親が専業主婦なのは当たり前。 一日中、台所に立って、夜は遅くまで手袋を編ん…

コンビニの経営戦略

包丁仕事をしていて、指をちょっとだけ切ってしまうことがあります。 血がなかなか止まらない。 そんなとき、近くのコンビニを利用します。 「ア、イテテ…良かった!!」 ……。 ちょっと前までは、田舎でコンビニ経営なんて無理だと思っていましたが、今やそ…

コンプガチャ

新しいモノが生まれると、新しい言葉が誕生します。 油断していると、何のことを言っているかが分からなくなるから大変です。 おじいちゃんやおばあちゃんは、そういう流れの中で、世の中に距離を置くようになるんでしょうね。 見えないし、聞こえない。 そ…

催事用ショーケース

市場のつてで、催事用の中古ショーケースを格安で入手しました。 新品だと30万円もするものが、僅かに2万円ですと。 不況の折、こういった品物がいろいろ出回っているようです。 それはそれとして、持ち帰り用の商品を身近に感じていただくことができるよう…

休市

お店は観光地にあるので、休日になると来客がどっと増えます。 しかしながら、ここに大きな問題があって、休日になると市場が閉まってしまうのです。 普通のときは、一日だけだから何とかなるんだけど、連休となると厳しい。 それで、そういうときは、養殖モ…

雨後のタケノコ

午後からカァーっと晴れ上がったので、先週に引き続き、タケノコ狩りへ。 いやぁ、出てました、そこらじゅう。 合計で、80本。 森の中での作業は、運動エネルギーと位置エネルギーの関係で、物凄く消耗します。 ヘトヘトですが、なんとかなりました。 80数え…

モテモテ電話術

お店には、予約の電話が入ります。 番号は、766-3438(なんだかムズムズ、さしみや)です。 少ない人数でやっているので、予約が入ると有難い。 反面、ムッとするのは売込みの電話。 お酒だったり、食材だったり、広告だったり…。 そういう電話が、混雑時に…

やじろべえ

プランターに植えた200株を超えるチューリップが満開で、春いっぱいのうみやま倶楽部となりました。 お客様がニコニコしながら眺めつつ、語り合ったり、写真を撮ったり。 少しずつですが、花壇の規模が拡大しており、そのうち地元の名物にと企んでおります。…

大漁旗

お店の中を外から覗けるというのは、明るくてオープンな雰囲気ではあるものの、お客様がいないのが判ってしまう欠点があり、あまりいいことではありません。 顧客心理は微妙なもので、行列してまで食べるのはイヤだけれど、ガラガラな店内が窺えるのもペケで…

人工授精師

常連のお客様には、いろんな職業の方がいらっしゃいます。 カメラマン、無線技師、新聞販売店、航海士、刑務所の警備、森林組合、植木職人、美容師、薬屋さん、大工さん、教習所教官、学校の先生…。 それぞれのお仕事の四方山話が聞けたりすると、とっても得…

Don’t take risk a lot,for a little④

規制緩和の流れから、銀行による生命保険の窓口販売が始まりました。 これは、生命保険にとって、禁断の木の実であります。 なぜなら、販売能力が従来のもの(営業職員や代理店)よりも数段優れているから。 金融知識・実働部隊数・信用力・顧客情報…何から…

Don‘t take risk a lot,for a little③

バブル崩壊によって、一気に低金利時代を迎えました。 そうなると、利回りの高い年金タイプの保険を大量に抱えた生保のダメージは深刻です。 いわゆる“逆ザヤ”というやつで、わたしたちの会社が撤退した後を引き継ぐかのように一時的に大量販売したN生命は…

Don‘t take risk a lot,for a little②

非常に売りにくかった痴ほう介護保険は、一時払いローン方式によって目覚め、順調に数字を伸ばし始めました。 一般の代理店が苦戦続きだったので、実感は沸かなかったものの、とにかく業績好調なわけで、営業現場はほくほくでした。 そんなある日、アメリカ…

Don‘t take risk a lot,for a little①

以前勤務していた生命保険会社では、世界で初めて痴ほう介護保険というのを開発しました。 がん保険の販売も国内初であり、いずれも大手生保と一線を画するニッチ戦略で、とことん競合しない方針だったのです。 競争しないのが、一番いい競争だと。 ランチェ…

苦しいときの神頼み

昨年のことですが、『週刊朝日』の書評に大川隆法氏の著作物が載っているのに、大きな違和感を感じました。 ほかの雑誌ならともかくも、硬派の朝日新聞系ですから、特定の宗教の教祖を支持するような内容はどうも…。 私たちは、ある意味、信じてますよね、新…