都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

考え方

柳陰

『青菜』という古典落語で、お金持ちの旦那さんが植木屋の労をねぎらって、ご馳走するくだりの中に、“井戸で冷やした柳陰”を勧めるというのがあります。 これは、みりんに焼酎を加えたお酒のことで、冷たくして夏場に飲むと、それはもう贅沢そのものといった…

頭の体操

中学のころ、『頭の体操』という本が話題になっていて、シリーズを追いかけていったのを思い出します。 クイズ形式の問題は、詰め将棋にも似ており、ゲームおたくの好奇心を刺激したものでした。 ファミコンのない時代、前頭葉を刺激するにはまず、活字から…

忘れ物①

お店に忘れ物をしていく人が結構います。 一番多いのは、帽子。 都会だったら傘なんでしょうが、田舎の人はクルマなのであんまり使いませんから帽子です。 そういうのは高齢者が多く、取りに来ないのでそのままになってしまうことが、ままあります。 先日は…

いつものやつ!

登場人物の多い洋画を観るのが苦手です。 何故かと言えば、顔の区別がつかないから。 邦画であれば、主だったところは知ってる顔ということもあって、そこそこ分かるんだけど、外国人はいけません。 みんな同じように見える。 馬の顔が見分けられないのと一…

義理クジ

『開運!なんでも鑑定団』が盛り上がるのは、怪しい人物にお金を融通した人が、お礼にと貰った品物を持ってきたときです。 大概はダメなんだけど、ときどき本物があったりする。 これに、興奮するわけです。他人のことなんだけど。 そして、思います。 自分…

ジャンケンケンちゃん①

パイナップルとチョコレートは分かるけど、グリコってのは誰が言い出したのでしょうか。 それで、ほかを考えたんだけど、グミと愚図しか浮かびませんでした。 グミは最近のものだし、愚図じゃねぇ。 やっぱり、納得です。 グリコの宣伝担当はほくそ笑んでい…

なぞなぞ

切っても切ってもきれないもの、なーに?(答え:水) 私の記憶では、これが初めてのなぞなぞとの出会いでした。 『小学二年生』で読んだように思います。 好きでしたね、こういうことば遊び。 情報をたくさん仕入れておくと、大人をやり込めたりできるのが…

賀詞耽々

あんまりいないと思うけど、私の趣味は年賀状制作です。 年末は恒例行事として、これに5日ほど割いています。 余程でない限り、宛名書きを手書きと決めているので、時間がかかるものの、その瞬間に相手のいろんなことが甦ってくるのが楽しいんです。 さらに…

アタマがよくなる勉強会⑤

高三のとき、英語担当のM先生は、毎週のように英単語のテストを行いました。 いわく「英語のチカラは、単語をいくつ知っているかってことだ」と。 で、設問は100題あって、点数に50を掛けた数が、各人の持っているボキャブラリーだとも。 つまり、100点取れ…

たけくらべ

近隣に両替を行う環境にない(つまり、山間の一軒家)当店では、お釣りの用意について、細心の注意を払っています。 いえ、小銭なんぞは眼中にありません。 たくさん置いておけばいいのだから。 問題は、大きいほう。 五千円札なんです。 これがなくなると、…

次男の時代

安倍晋三氏が自民党総裁に返り咲き、最近いいことが少ない地元下関は盛り上がっています。 次期総理ですからね。なんちゃって右翼の私としては、今度は長く頑張ってもらいたいです。 晋三という名前ですが、実際はおとこ三兄弟の次男でした。 福田・麻生・鳩…

ことば

数ある友人の中でも、最も風変わりなTは、体重108キロの弁護士先生です。 彼の尋常でない言動は枚挙に暇がありませんが、結婚についても普通と違っていて、20代の最初のやつは、いわゆる成田離婚。あっという間になかったこととなりました。 相手の女性も弁…

三角のススメ

田中真紀子氏が、外務大臣時代に幹部を集めてこう言ったそうです。 「人間には家族と使用人と敵の3種類しかいない。使用人は忠実に従いなさい」 頭に来た部下の一人がマスコミにリークしたようですが、なるほど言いそうですね。 友人の場合、その存在感によ…

世迷言

将棋には、早指しタイプとじっくりタイプがいます。 早く見えるってこと自体が才能であり、羨ましく思うのですが、私はじっくり派で秒を読まれると、パニックになってしまう。 そういうところに引け目があります。 麻雀なんか、テンポが悪いと思われるのがイ…

ナンパの極意

営業の仕事をしていると、必ずヒット率を意識します。 単純に訪問件数を上げるのは、イヤだからです。 渋谷で片っ端からナンパしている人は、断られることに麻痺しているからで、ちょっとビョーキです。 普通は、否定されると傷付くので、なんとかそれを回避…

スマイル0円

『松下村塾』は、幕末に吉田松陰が起こした私塾で、伊藤博文を始めとする後の総理大臣を次々に輩出した地元の誇りです。 何故、そんな名前が付いたかと言うと、萩城下の松本村にあったからで、「本」を「下(もと)」に変えたとされています。 これ、私には…

人が変わればやり方が変わる

週末は、どうにも人の手配が難しく、唐戸市場から助っ人の若い男性を頼みました。 彼は、毎日のように魚を捌いているとはいえ、飲食店経験がないので、どうかなと思っていたのですが… 全くの思い違いでした。 普段、厳しい先輩に鍛えられているため、無駄な…

反省力

誰でも、初見だと間違えることがあります。 だけど、予習していれば、テストの問題は簡単です。 前に見たことがあるから。 さらには、家で間違ったことがあるから、強く印象に残っているのです。 二度同じ間違いをしないのが、賢い子供。 つまり、成績がいい…

断機の教え?

私の母は、いい加減な人で、友人と連れ立っては、しょっちゅう出歩いておりました。 だから、専業主婦にも関わらず何故かカギっ子でした。 たまに家にいると、寝転がって一人テレビを見ながら、家中に響くような大声で笑います。 まったく、手本になりません…

100点10円

小学生のころ、頭が大きすぎて気をつけもできない状況でしたから、スポーツが全くダメでした。 その代わりと言っては何ですが、目茶苦茶勉強が出来る子供でもありました。 自分の価値を勉強に見出したんですね。居場所探し。 で、これには理由があります。 …

お富さん

「いきなくろべえ みこしのまーつに あだなすがたのあらいがみ♪~」 子供のころ、こんな歌が流行ってました。 いわゆる宴会ソング。 「死んだハズだよ、お富さん」って言うのが明るいメロディラインに載っていて、違和感を覚えながらも何となく口ずさんでい…

目標管理制度③

女子サッカーがW杯で優勝しました。 これは、選手たちの目標が「優勝する」で一致していたからです。 ドイツやアメリカと闘って、一度も勝ったことがないけれど、この点についてはミーティングで何度も確認し合ったんだそうです。 これは、大事なことなんで…

装飾系女子

前職で、自意識が強い女性の部下Yがおりました。 誰だって、そこそこは自信を持って生きているものだけど、Yの場合は桁が違っており、入社した夏に行われた青年会議所(JC)主催の美人コンテストに応募するほどです。 私は、JCメンバーでもあったわけ…

トイレの紙様

お店のトイレットペーパーは、最高級のものを使っています。 柔らかくてダブルで香りがついた、そういうやつ。 所詮、ちり紙なので、高級といってもたいしたことはありません。 なぜ、そうしているかと言うと、トイレを一番使うのが、我々従業員だからです。…

青の時代、の終わり

改めてお店を眺めてみると、青いのは絵画だけじゃありませんでした。 ランチョンマットがブルー、萩焼のお皿がブルー、むしろ青色が主体の店内でありました。 加えて、私のエプロンがブルー、着ている洋服も!! カラーコーディネイトというのは、いろんな色…

待ちぼうけ

あけましておめでとうございます。 ウサギといえば、高校で習った“株(くいぜ)を守る”の故事を思い出します。 出典は、中国の古典『韓非子』で、農夫が目の前で起きたウサギの衝突事故に味をしめ、翌日から本来業務を忘れて、木株の前でその偶然をひたすら…

けえすスタディ②

前夜の行動を振り返ると、 まず、チョキばかり出す店で腹ごしらえし、キレイな(多分?)オネーサンがいるお店に行って、お酒をちょっと(以後、記憶喪失)です。 そういや、それぞれのお店でコートを預けたんだけど、最初のほうがいい加減にぶら下がってい…

けえすスタディ①

千歳空港で土産物を物色中に、何気にコートのポケットに手を突っ込んだら、何とわけの分からない自動車のキーが入ってました。 もちろん、私のモノではありません。 トヨタのマークが入っており、スマートキーってやつなんでしょうか、アンテナが付いていて…

ポジティブ思考

昨日は、またまた江戸からのお客様。 前の会社で同期入社だったW氏で、現在は執行役員のお偉いさんに。 久しぶりにゆっくりと語り合いました。 保険業界のこと、社員教育のこと、マネジメントのこと、老後のこと… 流石に経営の一員となると、話のレベルが違…

ターゲット

中学のクラス会に行って感じることは、見かけの違いです。 同級生なので、年齢が同じであることは間違いありませんが、どう見ても同じと思えない。 それが女性だと、そんなに大きな差はありません。 ファッションセンスでごまかされがちですが、まあ同じくら…