都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

2018-01-01から1年間の記事一覧

三連覇の偉業②

球界の常識では、先に4点取ったら勝ちというのがあります。 つまり、5点取られなければ、負けがないわけで、普通にゲームを進めていると、そんなに得点が入るものではありません。 実際、今季のカープが4点以上取った試合は、136試合中90試合もあり、内訳は6…

三連覇の偉業①

満を持してと言おうか、しびれを切らしてと言うか、カープがぶっちぎりのセリーグ三連覇を達成しました。 今季の場合、本塁打数こそリーグナンバーワンですが、打率は2位で防御率は3位と振るわず、結構ひどい負け方もしていましたから、意外な感じもします。…

パワハラ

体操協会のパワハラ問題が収まりそうもありません。 まぁ、こういうハラスメント事例は、受け止める側の考え方によるので、反論すればするほど、塚原夫妻の立場は悪くなるんでしょうね、きっと。 今回のケースで、中小企業じゃあるまいし、夫婦が矢面に立っ…

検察側の罪人

ちょっと前まで、ジャニーズ事務所では、SMAPと嵐が共演することはないと言われておりました。それは、猪木と馬場が戦わないのと同じような話で、どちらを上に扱うか、周りが気をもむからでありましょう。跡目争いみたいなこと。去年の騒動で両者のバランス…

ホア・アン

子供のころ、”バターココナッツ”というお菓子がありました。 これが革命的においしかった。 ただし、3枚以上食べると、なぜか頭が痛くなってくるという代物で、注意して食べるお菓子だと記憶しています。 これにお墨付きを与えていたのが、どことかの金メダ…

ダイグロシア

たまに実家に戻り、家族と会話していると、すごくビックリされることがあります。 それは、会話の端々に方言が出てくること。 山口県のことばは、それほど極端ではないものの、語尾が独特で、外から来ると違和感があります。 しかしながら、使い分けはできて…

プライミング効果

あんまり好みではないけれど、10回クイズというのがあります。 「ピザって10回言ってください」 「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」 「(ひじを指して)じゃあ、これは?」 と聞くやつ。 素直な人は、「ひざ」と言います。 ピザというプライ…

孝行野球

今年は、長いお盆休みをもらったので、高校野球をしっかり見ていました。よくできた企画ですね。帰省や夏祭りで地元が盛り上げるこの時期に、都道府県の代表が母校の名誉を賭けて、全力を尽くす。昔、伊丹十三氏が、その著『小説より奇なり』で、「高校野球…

待ったなし

スーパーのレジで、もたもたしている老人がいると、露骨に不快感を示す人がいます。別に急いでいるようでもなし、ちょっと待っていれば済む話なんだけど、なんかイライラしている。そんな人が多い。世の中が便利になったからでしょうか?待つのがイヤな人が…

勝ち過ぎた監督

甲子園の期間中は、高校野球がテーマだと思い、買ってきました、『勝ち過ぎた監督』(中村計著・集英社文庫)。これがまた実に面白い。ぼんやりした記憶を蘇らせてくれました。北海道のチームが優勝しただけでも凄いのに、三年連続で決勝進出だなんて。そこ…

カール

周防大島の行方不明事件で不思議なのは、捜索のボランティアなる人が存在していたことです。行きますかねぇ?自分なら見つけられるかもしれないと思うものなのか。キリがないように思いますが。 それにしても、警察犬は何をしていたのでしょうか?こういうと…

屋上屋を架す

「屋上屋を架す」ということばがあります。 これは、文字通り屋根の上に屋根を架けるということで、ムダなことを行うたとえとして使われます。 誰かがやっているのと同じことを別の誰かが行う。 ありがちな話ですが、これは明らかにムダなことです。 その一…

ゲタをはがせる

日本医科大学で、女性の受験生に対し、減点評価を行っていたといいます。 普通に評価すると、女性のほうが点数が高いため、女性だらけになってしまうのが理由だとか。 なるほど、ドクターXみたいな人はいませんからね。 Dr.コトーも、男性だからこそ成り…

独裁者

ボクシング界が大騒ぎしています。 格闘技系の組織は、軒並みおかしな事件が発覚していて、これは大相撲やプロレスにも繋がる話。 理屈よりも腕力がモノをいうらしい。 基本的にパワハラ容認の姿勢ですね。 うーん、中小企業の経営者でも、近いものがあるか…

チームリーダー

ジャイアンツがおかしなことになっています。 新外国人投手の活躍や山口俊投手のノーヒットノーランなんてのがありながら、波に乗れない。 球団内で、次々に不祥事が発覚し、シーズン中にオーナーが交替しましたが、その後、事態は悪化しているように思いま…

すごい仕事術

いろんな人が、いろんなブログを書いています。 そんな中で私のお気に入りは、「借金玉」さんの「発達障害就労日誌」です。 この名前、何と読むのかナゾでしたが、「しゃっきんだま」と読むんだそうです。 誤解していました。 この人は、ADHD(注意欠陥…

裏口入学

「人の顔をいつもさかさまに見ているんだよね」 友人から聞いた歯医者さんあるあるです。 もうひとつ。歯学部の生徒の大半は、親が歯科医なんだそうです。 親が歯科医だと、共通してやることがあります。 それは、小さいころからの虫歯ケア。 かくして、多く…

にわかファンのひとりごと

僅差での敗退となりましたが、内容的にはかなり押されており、ベスト16というのは妥当なところでありましょう。 とはいえ、下馬評を覆しての善戦ぶりは、たいしたものでした。 ランキングでいえば、ビリから三番目でしたからね。 大会を通じて感じたのは以下…

コンコルドの嘘

ある対象への金銭的・精神的・時間的投資をしつづけることが、損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、投資がやめられない状態を「コンコルドの嘘」と言います。 超音速旅客機コンコルドの商業的失敗を由来とするもので、競馬…

計算能力と語学力

ここのところ、ベトナム人と接する機会が多く、いろんな発見をしています。会社の実習生に日本語教育をしているからで、現在13名を受け入れています。実習生の採用は、現地での面接と簡単な試験を行って決めました。試験は、四則演算とIQテスト、反復横跳び…

軽油

私の会社には、たくさんの社用車があります。 一人に一台ということではなく、何人かで乗り回すイメージです。 先日、広島から異動してきた社員が、普段使いのクルマがなかったため、空いていた別のクルマを持ち出しました。 そのとき、ガソリンが少なかった…

星を継ぐもの

中学生のころ、ちょっと陰があってモテていた友人のIがミステリー好きで、ときどき小説から引用した訳のわからないカッコイイ一節をつぶやくことに影響を受けて、創元文庫の本を読み漁っていました。 特に気に入っていたのが、読者への挑戦状があるエラリー…

勝利至上主義

草野球の監督をしていたときのことです。 我が軍のエースは、速球とカーブのコンビネーションで打たせて取るタイプでしたが、スピードが115キロ程度なので、打力のあるチームには分が悪かったです。 しかしながら、コントロールは良かったので、「もっとイン…

キチキチバンバン

最近の山口県の上空は、飛行機雲が目立ちます。 なんだか、飛びまくっているんでしょうね、岩国基地全開。 GW中には、米軍基地を開放したりして、ご機嫌をとっているようですが、やはり騒音はなんともしがたいところ。 タマに行くと、うんざりします。うる…

マンダラチャート②

新人選手の連続試合安打記録を更新中の清宮選手は、中学生のころから練習では木製バットを使っていたそうです。 そして、父親からは、マスコミの取材を受けたときに「頑張ります」って言うなと教えられました。 つまり、いろんな状況を事前に想定し、準備し…

小説より奇なり

伊丹十三という人は、映画監督として有名ですが、その観察力を活かしてのエッセイが秀逸で、『日本世間噺体系』とか『ヨーロッパ退屈日記』など、ゾクゾクするような名著があります。 その中で、いろんな著名人から取材してまとめた『小説より奇なり』(文藝…

ヘマタ

金田一といえば、横溝正史が浮かびますが、そのヒントになったのは、おそらく国語学者の金田一京助でしょう。 この名前について、実は小学校の国語の教科書に登場しており、意外と有名人だったりします。 教科書には、彼が若いころ、アイヌ語調査のために樺…

マンダラチャート①

大谷投手が高校生のときに、監督から「マンダラチャート」という目標達成シートを渡されました。 詳しくは、いろんな人が解説していますので、それを見ていただくとして、私が驚いたのは、達成目標の中に「球速」や「コントロール」「変化球」などの技術的な…

百年法

GWは、ずっと読書三昧で7冊を読破しました。 考えてみれば、週に1冊のペースで読んだとして、死ぬまでに1,000冊ぐらいしか読めない計算なので、これから先、外れを少なくしなければいけません。 なので、書店に行って、何となく選ぶよりも、誰かがホメて…

勝利の方程式

あまり知られていないプロ野球の常識に「4点取ったら勝ち」というのがあります。 先発投手が6回まで投げて、3点以内に抑えたとき、これをクォリティスタートと言って評価しますが、それにはこうした背景があるのです。 つまり、7回以降は勝利の方程式で…