都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

料理

麻のつく漢字を考えてください

数年前、横浜・中華街に麻婆豆腐専門店である『R』というお店がありました。 ここの中国から招いた調理人が天才的な腕前で、それはもうあり得ないくらい美味しい麻婆を食べさせてくれたのです。 もちろん、中華街ですから、我こそが一番と麻婆の看板を掲げ…

ドロシー新下関店

最近のマイブームは、新下関にあるパン屋さん『ドロシー』です。 何でもスペイン製の石窯を使っているんだそうで、焼き上がりが違うんだとか。 まぁ理屈はともかく、美味しいんです、これが何でも。 特にいいのが、丸太ブレッドのメープル味。 食パンの進化…

ホタ

前にちょっと書いたけど、『ほっともっと』の一番人気である“のり弁当”のメインを飾っているのが外国産で「ホキ」というサカナです。 で、どんな顔をしてるのかと調べてみたら、 →http://www.zukan-bouz.com/taraasiro/tara/hoki.html 円谷プロか水木しげる…

ユッケ

私は、焼肉って、あんまり好きではありません。 お寿司を桶で食べるのとは違って、そこに「焼く」という作業が加わっているので、それによる成果物を誰が食べるのかとか、どのくらい食べていいのかとか、気になってしょうがないからです。 それに、油断して…

腐ったら生ゴミ

お店として扱いやすいサカナの代表格が、マダイです。 釣ったその日よりも翌日のほうが旨味が出ると言われており、日持ちするのが魅力です。 このマダイ、市場では天然モノを格上に位置づけており、「テンダイ」(天然の鯛)と読んでいます。 これに対し、養…

鮮度よくして舟盛山に登る!?

これも久しぶりにお寿司が食べたくなったので、富山へは余裕を持って入りました。 前職で懇意にしていた仲間が責任者でいたこともあって、かれこれ10回ほど訪れたことがある富山県ですが、その都度、新鮮なサカナに喜んだものです。 今回は、駅近くの創業60…

じんだ煮

小倉周辺の郷土料理に「イワシのぬか炊き」というのがあります。 通称「糂汰(じんだ)煮」と呼ばれているもので、「糂汰」とはぬか床のこと。 ぬかみそを煮付けのだし汁として、イワシを炊いた料理を言います。 先日、唐戸市場のMさんから、まかないでどう…

清流庵

今日は、定休日なので、歌野ダムへ花見に。 ここは、カンヒザクラから始まって、ヤマザクラ・ソメイヨシノ・ヤエザクラと種類が多く、長期にわたって楽しませてくれる穴場スポットです。 何せ、現地へ通じる道が狭く、その場所が分かりづらいのもいいところ…

ミョウガ

最近、朝食に何を摂ったかが分からなくなってきました。 これって、にん…!? 朝食でさえ、そんなんだから、普通の出来事なんて、右から左です。 忘れっぽいというレベルではありません。 きっと、本の読みすぎで知識がギュウギュウに詰まっている。 そう思…

ももいろメルロー

お店には、ちょっと変わったダミ声のビール会社営業・F氏が出入りしています。 生ビールサーバーの導入は、この人の来店タイミングがよかったのと、キャラが立っていたことで決めたものです。 街頭・香具師のような押し出しの強い喋り方。 好き嫌いは分かれ…

根性丼

余った刺身をどうするか? これが、刺身屋にとっての永遠のテーマであります。 行列人気店で、いつも売切れだといいんですけど、なかなかそうはいきません。 最初のころは、お茶漬けにしていました。 美味しいんですよ、特に白身のサカナは。 だけど、これっ…

おこぜ

本日のオメズ(珍しいサカナ)は“おこぜ”です。 漢字では、『虎魚』と書かれるカサゴ科の仲間で、冬のふぐ、夏のおこぜといわれるほどに、美味しいサカナです。 背びれに猛毒を持っており、刺さるとそのまま病院送り。どうやら美味しいサカナは、毒を持って…

じゃがりこ

私はどうも乾き物というやつが苦手です。 一番イヤなのは、新幹線で隣りのおっちゃんがつまみにする“さきいか”。 これ、日本酒と一緒だと不快指数は三倍増にまで達します。 ほかにも“柿の種”は貧乏臭いし、“あられ”はもそもそする。 “レーズン”なんて、どう…

今週のお取り寄せデザート

飲食店は利益を上げるため、集客アップと客単価アップの二面作戦を展開していきます。 (経費削減は、あんまり面白くないので、今のところはほどほどです) そのための方策は、本当にいろんなやり方があって、取捨選択が経営の醍醐味でもあるわけです。 今回…

ロースかつ

定休日には、外食に出かけることが多いのですが、そんなとき何を食べたいかと言うと、お店に置いていないものとなります。 サカナなんて、あり得ません。 一番よく食べるのが、カツ丼です。 横浜にいたときは、それほど好物じゃなかったんだけど、今は油モノ…

魔王

出入りの酒屋さんは、へそ曲がりなのか、普通でないユニークな銘柄を集めて薦めてくれます。 こんなことを意っては、怒られるかもしれないけど、味なんて大して変わらないと思っています。 特に焼酎は。 だから、お店にはパッケージとかネーミングに個性のあ…

米米クラブ

前にもちょっと触れたけれど、当店の自慢は新鮮なサカナと共に、その日の朝、店内で精米したお米をガス釜で大量炊きしているところにあります。 そして、その研ぎ方にもこだわりがあり、必ず冷水で手早く洗うことを旨としています。 そうすることで、ヌカの…

カサゴ

今日のオメズ(珍しいサカナ)はカサゴです。 最近は、煮魚定食も始めたので、こんなのも仕入れるようになりました。 値段が高めなので、スーパーや鮮魚店ではなかなか見かけないかもしれませんが、ブラックマヨネーズの痩せてるほうみたいな感じです。 お店…

聖徳太子

最近、長門市油谷から通ってくるおばちゃん軍団(といっても二人)がいて、それが何ともけたたましく、同時に大きな声でまくしたてるので、非常に聞き取りにくい。だけど、慣れました。 これは、中華街に住んでいたとき、中国人に対しても感じたことなんだけ…

育毛食

「髪はながーい友だちです」ってCMがあったけど、意外にそうでもなくて、薄毛に悩む男性は多いようです。 まぁ、見た目、老け込みますからね。モテなくなる(ような気がする)。 で、鏡を見ては、できるだけ多くみえるように画策するおとうさんは多いこと…

クロソイ

本日のおメズ(珍しいサカナ)はクロソイです。 北のほうではポピュラーらしいのですが、こちらではそんなに多く出回っていません。 メバルの仲間の白身で、新鮮であることを条件に刺身が可能です。 とはいえ、朝から週末恒例の雪模様。 今度のは、どうやら…

カンヌキ

今日のおメズ(珍しいサカナ)は“カンヌキ”です。 一般的には“サヨリ”と呼ばれておりますが、市場関係者の間では、大きさでこれを区別し、小さいものが“エンピツ”、大型のもの(40センチクラス)を“カンヌキ”と言います。 このサカナ、唐戸市場では異色の…

洋食セット

ここのところの寒さは何十年ぶりとかで、山の動物たちはどうしているのだろうかと気にかけておりますが、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか? さて、天気予報によれば、週末はまたまた雪模様だとか。 困りますねぇ、商売あがったり。 だけど、…

メジナ

年末からずっと時化が続いており、サカナの仕入れには、量的に、また価格的にも苦労しています。 そんな中、海が荒れれば荒れるほど獲れるという不思議なサカナがいます。 その名は“メジナ”。ご当地では“クロ”と呼んでいます。 外見は、その名のとおり真っ黒…

初荷

二週間ぶりの唐戸市場でしたが、生憎時化が続きっぱなしのようで、質量共に不足しており、価格も高騰しておりました。 そんな中で、仕入れた今年一番のサカナは以下のとおりです。 ヒラマサ・ヨコワ・ヤズ・マダイ・レンコダイ・アジ・イワシ・サザエ・イト…

長寿食

本日は、お昼に11名の予約がありました。 定刻になると、かなりお年を召した男女がゾロゾロと。 聞けば、近所のゲートボール愛好者の忘年会だとか。 1,000円の『思いっきり刺身定食』をご注文いただきました。 今日のラインアップは、ヒラマサ・カンパチ・ヨ…

クレイジーソルト

最近のマイブームは、クレイジーソルトです。 これは、岩塩をベースにペッパー・オニオン・ガーリック・セロリ・タイム・オレガノなどのスパイスや香草を調合した調味料です。 クレイジーとは「Crazy for you(あなたに夢中)」の意味で「キッチンを楽しくす…

へぎそば

盛岡駅前に『東屋』というわんこそば屋があります。 私はここで、102杯を記録。お店から証明のお札をもらいました。 わんこそば15杯で通常の一人前と言いますから、ざっと七人前ってことらしい。 20年前の話です。 横浜では、『味奈登庵』。 ここの富士山盛…

豊田のフレッシュジュース

豊田町というところは、農家が多いので、コメや野菜に全く不自由しません。 さらに忘れてならないのが果樹園の存在です。 特に梨狩りが有名ですが、ほかにもブルーベリー、ぶどう、プラム、リンゴ、イチゴなど。 そこで、リンゴとイチゴに目を付けました。 …

イトヨリ

本日のオメズは“イトヨリダイ”。 魚の中には、絵画の素材になるような絶妙な配色のものがありますが、これもその一つです。 体色の赤と黄の筋状の模様が泳いでいるとき金糸を拠るようだから、その名が付いたといいますから優雅なものです。 これを湯引きにし…